常磐線柏驛天夫羅蕎麦 330圓。 
柏驛のホームは、橋上驛舎と驛ビルに圍まれた所爲で一日中陰鬱としてゐる。小生は明るい「喜多そば」の内照式看板に吸ひ込まれるやうに、カウンターの前に立つた。 小生が以前この店を訪れた際、その看板は 平成12年に姿を消した「更科」であつた。出された丼鉢を手にとると、更科で使はれてゐたのと同じ「笠間風メラミン鉢」である。在りし日の更科を想ひつつ、人参のたつぷり入つた天夫羅をつゆに浸した。
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常磐線柏驛天夫羅蕎麦 330圓。
柏驛のホームは、橋上驛舎と驛ビルに圍まれた所爲で一日中陰鬱としてゐる。小生は明るい「喜多そば」の内照式看板に吸ひ込まれるやうに、カウンターの前に立つた。 小生が以前この店を訪れた際、その看板は 平成12年に姿を消した「更科」であつた。出された丼鉢を手にとると、更科で使はれてゐたのと同じ「笠間風メラミン鉢」である。在りし日の更科を想ひつつ、人参のたつぷり入つた天夫羅をつゆに浸した。
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