元來第一種驛蕎麦しか喰はない小生であるが、今回は百杯めの掲載記念に北海道音威子府驛の第二種驛蕎麦「常盤軒」で特別記念驛蕎麦を賞味した。

宗谷本線音威子府驛

天夫羅蕎麦 360圓。


遠隔地の上 不定休の店であるので喰へない事も覺悟したが、我意天に通じたかこの名物蕎麦の賞味に成功した。汽車を降りれば小生の他に客が一人。テレビを見ながら主人が云ふには、冬は赤字なので好きな時に休む。自適に營業してゐるやうにも見えるが雪に閉ざされたこの地で70餘年も繼續するには苦勞があつただらう。
なる程、噂通りに麺が黒い。緑の安つぽい噐が黒を一層際立たせてゐるやうである。




本驛は例外なので、評價をチヤートに示す。左からつゆ、めん、聰合。青線が小生の理想で桃色が當驛の蕎麦。

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