麦蕎乃驛

このホームページのポリシーのひとつに、プラツトホーム上の蕎麦屋で賞味する事といふ項がある。今囘は敢へてそれに反し、澁谷驛第三種「二葉」の掻揚げ蕎麦を、三万アクセス記念驛蕎麦として賞味した。

東急東横線澁谷驛

掻揚蕎麦 480圓。

驛の立喰ひを超越した味はひとの推薦を頂戴した事がある店である。店内にはテヱブル席もあるので、雰圍氣的には普段小生が賞味するやうな店よりも高級である。そのお陰で丼鉢を撮影するのに躊躇した。
最初に啜つた麺に、心地よい彈力を感じた。そして掻揚げの衣に染み透るつゆは、甘く薄口であつた。備へ付けの藥味には唐辛子の他に山椒、胡麻がある。そして刻み葱は入れ放題である。一通り試すつもりで全部振掛けたが、最後は味が混じつて何が何だか判らなくなつて仕舞つた。

本驛は例外なので、評價をチヤートに示す。左からつゆ、めん、聰合。青線が小生の理想で桃色が當驛の蕎麦。